中国銀貨の状態と価値の関係

中国銀貨の状態と価値の関係

身内に世界中の金貨や銀貨などをコレクションとして集めていたコレクターがいて、遺品整理などをする際に大量の世界中で発行された記念硬貨が出てきて処分に困ってしまうという方は少なくありません。その中でも古銭として扱われている中国貨幣は、紀元前17世紀頃から紀元前1046年まで存続した特徴があり、現在では記念硬貨は世界中から人気が高い「パンダ硬貨」が毎年発行されています。
古銭専門の買取業者では、中国硬貨の価値は発行枚数が少ないものや、銀貨などは傷が少ない状態の良いものであれば高値で取り引きされることが多いので、まずは古銭や金貨、銀貨の買取を行っている専門業者に査定を依頼することをおすすめします。
中国銀貨は割れや欠け、汚れや変色が目立つと買取査定をする際にマイナス要因となる恐れがあるので、比較的新しいタイプであれば自分でお手入れをしてから査定に出すのも一つの方法です。ただ古銭といった古い中国銀貨であれば、自力で綺麗にしようとすると傷がついてしまう恐れがあるので、優しく乾拭きをする程度に抑える必要があります。

中国銀貨は保存状態によって価格に違いが出る

中国銀貨を持っていても投資の対象とするなら、保存状態にも注意が必要で手垢などの汚れがついたままで放置をすると劣化が激しくなり、高温多湿の場所に保管すると劣化や変色しやすいです。
市販のコレクション用の各種ケースを使う事でこの問題も避けられて、ジャンルごとに整理も出来ます。カビなどを防ぐには風通しが良い場所へ中国銀貨を保管しカビ防止剤を使ったりするのもおすすめです。
注意点として、現状維持が大事なこともあって、古銭収集家の間だと汚れも価値の一つしていて錆びの出方や色も古銭が持っている美しさの一つです。
錆を無理に落としたり、表面を大きく削ると硬貨が薄くなって文字などの見た目が違ってきます。積み重なってきた歴史が消えてしまうことになり、綺麗にしてしまったせいで逆に古銭の価値を下げてしまいます。
古い時代のものだと磨いても最新の状態に戻すことは出来ないので、クリーニングの有無次第で品質が下がって価格に影響が出てくるので止めた方が良いです。
近代硬貨だと表面を削ること自体が違法行為なので、絶対に削ってはいけません。保管方法や扱いによって価値がかなり違ってくるので適切な管理が重要です。